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新しい家族として犬を迎えるとき、早めに準備しておきたいのがトイレ用品です。

ペット用品売り場には、メッシュ付きのトイレトレー、壁付きタイプ、薄型・厚型のペットシーツなど、さまざまな商品が並んでいます。

見た目や価格だけで選ぶと、「体がはみ出してしまう」「シーツを噛んで遊ぶ」「おしっこが漏れる」と困ることもあります。

シバ丸(驚き)
シバ丸
「所長、トイレトレーは犬の体が入る大きさなら、どれでも大丈夫ですか?」
所長(笑顔)
所長
「ぶっちゃけ、体が入るだけでは足りないぞ! 中で向きを変えて、落ち着いて排泄できる広さが必要だ!」
トラミ(真顔)
トラミ
「飼い主さんの掃除のしやすさだけでなく、新しい家族が使いやすいかも確認しましょう」

この記事では、犬用トイレトレーとペットシーツの違いや選び方、置き場所、トイレトレーニングの基本を整理します。

なお、排泄の回数や量が急に変わった、血尿が見られる、排泄時につらそうにしている、今までできていたトイレを急に失敗するようになった場合は、しつけだけの問題と決めつけず、獣医師へ相談してください。

まず知っておきたい|室内にもトイレがあると安心

散歩のときに排泄する犬でも、室内で使えるトイレを準備しておくと安心です。

悪天候、飼い主さんの体調不良、犬のケガや高齢化、災害などにより、普段どおり散歩へ行けないこともあります。

環境省も、犬が決められた場所で排泄できるようにすることや、まずは家の中でトイレができるようにすることを案内しています。

シバ丸(真顔)
シバ丸
「毎日散歩へ行く場合でも、室内トイレを覚えてもらったほうがいいんですね?」
所長(笑顔)
所長
「そうだ! 外に行けない日が来てから慌てるより、普段から室内でもできるようにしておくと安心だぞ!」
トラミ(真顔)
トラミ
「外で排泄した場合も、排泄物を持ち帰るなど、周囲への配慮を忘れないでくださいね」

参考:
環境省「ペットのしつけと健康管理」
環境省「知って防ごう!飼い犬トラブル」

トイレトレーは必要?

ペットシーツを床に直接敷く方法もありますが、トイレトレーを使うと、シーツのずれや床への漏れを防ぎやすくなります。

特に、排泄前にその場で回る子、シーツの端を踏みやすい子、シーツを引っ張って遊ぶ子には、トレーが役立つ場合があります。

一方で、トレーの段差やメッシュの感触を嫌がる犬もいます。すでに使い慣れた方法がある場合は、お迎え先で使っていたトイレの形も確認しましょう。

トイレトレーの種類と特徴

平らなトレー

一般的な平らな形のトイレトレーです。

シンプルで掃除しやすく、犬も出入りしやすい商品が多いため、最初のトレーとして選びやすいでしょう。

ただし、足を上げて排泄する犬では、周囲へ飛び散ることがあります。

メッシュ付きトレー

ペットシーツの上に、すのこのようなメッシュカバーを取り付けるタイプです。

犬がシーツを直接踏みにくいため、足が濡れるのを抑えたり、シーツを噛んで遊ぶのを防いだりしやすくなります。

一方で、メッシュ部分に汚れが残りやすく、毎日の掃除に手間がかかる場合があります。メッシュの感触を嫌がる犬もいるため、様子を見ながら使いましょう。

壁付き・囲い付きトレー

側面に壁が付いたタイプです。

足を上げて排泄する犬や、トレーの端を狙いやすい犬では、飛び散りや漏れを抑えやすくなります。

壁の高さだけでなく、犬が出入りしやすいか、角や接続部分を洗いやすいかも確認しましょう。

折りたたみ式・持ち運び用トレー

旅行先や帰省先などへ持ち運びやすいタイプです。

普段と近いトイレ環境を外出先にも用意できる点は便利ですが、常設用として使う場合は、ずれにくさや耐久性も確認したいところです。

シバ丸(驚き)
シバ丸
「所長、掃除が楽そうなら、メッシュ付きが一番ですか?」
所長(笑顔)
所長
「一番とは限らないぞ! シーツを噛む子には便利だが、メッシュが苦手な子もいる。使う子に合わせて選ぼう!」
トラミ(真顔)
トラミ
「部品が増えるほど洗う場所も増えます。無理なく清潔に保てる構造かも大切ですね」

サイズは「犬の体」だけでなく、排泄時の動きで選ぼう

トイレトレーは、犬が中へ入れるだけでなく、自然に立ち、向きを変えて排泄できる広さが必要です。

体がトレーからはみ出しやすい子や、排泄前に何度も回る子には、余裕のあるサイズが向いています。

子犬の場合は、現在の体格だけでなく、成犬になったときの大きさも考えて選びましょう。ただし、大きなトレーを置くことで生活スペースが極端に狭くならないよう、設置場所とのバランスも必要です。

シバ丸(真顔)
シバ丸
「成長するなら、最初から一番大きいサイズを買えばいいですか?」
所長(笑顔)
所長
「置ける場所や使いやすさも大事だぞ! 大きければ何でも解決、というわけではない!」
トラミ(真顔)
トラミ
「トレーの外寸だけでなく、実際に犬が使える内側の広さも確認してくださいね」

ペットシーツは「薄型」と「厚型」のどちらを選ぶ?

薄型ペットシーツ

薄型は、1枚当たりの価格を抑えやすく、こまめに交換したい家庭に向いています。

排泄のたびに交換できる場合や、小型犬の少量の排尿に使う場合は、扱いやすいことがあります。

一方で、吸収できる量が少ない商品では、長時間交換できないと漏れや逆戻りが起きる場合があります。

厚型ペットシーツ

厚型は、吸収量や吸収速度を重視した商品が多く、留守番中や排尿量の多い犬に使いやすい傾向があります。

薄型より価格が高くなりやすく、保管するときに場所を取る点は確認しておきましょう。

消臭・香り付きタイプ

消臭成分を使用したものや、香りが付いた商品もあります。

飼い主さんには快適でも、香りの変化を犬が気にすることがあります。お迎え直後は、使い慣れたシーツに近いものから始めると安心です。

シバ丸(驚き)
シバ丸
「厚型のほうが高いなら、やっぱり性能も上なんでしょうか?」
所長(笑顔)
所長
「吸収量なら厚型が便利なことも多いが、毎回すぐ交換するなら薄型のほうが使いやすい場合もあるぞ!」
トラミ(真顔)
トラミ
「値段だけでなく、交換頻度・留守番時間・排尿量を考えて選びましょう」

サイズ選び|レギュラー・ワイド・スーパーワイド

ペットシーツには、レギュラー、ワイド、スーパーワイドなどのサイズがあります。

ただし、同じ名称でもメーカーによって寸法が異なることがあります。トイレトレーへ取り付ける場合は、トレーの対応サイズとシーツの実寸を確認しましょう。

小型犬でもトイレの端を使う子には、ワイドサイズが合うことがあります。反対に、大きなシーツの一部分しか使わない場合は、小さなシーツを複数枚並べて、汚れた部分だけ交換する方法もあります。

最初から大量にまとめ買いせず、吸収力、厚さ、表面の感触、犬の使い方を確認してから増やすと失敗を減らせます。

トイレを置く場所も大切

トイレは、犬が落ち着いて排泄でき、飼い主さんが清潔に保ちやすい場所へ置きましょう。

次のような点を確認します。

  • 犬がいつでも行きやすい
  • 人が頻繁にまたぐ場所ではない
  • 大きな音が出る家電の近くではない
  • 食器や水入れから離れている
  • 寝床と区別しやすい
  • 掃除やシーツ交換をしやすい
  • 床への漏れを確認しやすい

環境省の資料でも、犬には寝床から離れた場所で排泄する習性があると説明されています。

サークルの中へ寝床とトイレを置く場合も、可能な範囲で場所を分け、犬の使い方を見ながら配置を調整しましょう。

参考:
環境省「子犬と子猫の適正譲渡ガイド」

トイレトレーニングは「成功しやすい環境」を作ろう

犬がトイレを覚えるためには、失敗を叱るより、成功しやすい環境を作ることが大切です。

子犬は、目を覚ましたあと、食事や水を飲んだあと、遊んだあとなどに排泄しやすいことがあります。床のにおいを嗅ぐ、同じ場所を回る、落ち着かなくなるなどの様子が見られたら、トイレへ誘導しましょう。

決めた場所で排泄できたら、その場ですぐに褒めます。

シバ丸(困り)
シバ丸
「失敗したところを見つけたら、すぐに叱ったほうが覚えますか?」
所長(真顔)
所長
「叱っても、“どこで排泄すればいいか”までは伝わらないぞ! 成功したときに褒めて、正解を分かりやすく教えよう!」
トラミ(真顔)
トラミ
「失敗した場所は静かに掃除して、においが残りにくいようにしましょう。犬を怖がらせないことも大切です」

日本動物病院協会では、犬に優しく、褒めることを中心としたトレーニングを案内しています。何度も失敗する場合は、トイレの大きさや場所、誘導するタイミングを見直しましょう。

参考:
日本動物病院協会「家庭犬マナーチャレンジ」
日本動物病院協会「しつけ教室・子犬子猫教室を探す」

シーツを噛む・引っ張る場合はどうする?

子犬は、ペットシーツをおもちゃのように噛んだり、引っ張ったりすることがあります。

その場合は、次のような対策を考えましょう。

  • メッシュ付きトレーを試す
  • トレーにシーツを確実に固定する
  • 噛み始める前に安全なおもちゃへ誘導する
  • 留守番中にシーツを引き出せないか確認する
  • 退屈や運動不足がないか生活全体を見直す

シーツを食べてしまった可能性がある場合は、量や犬の様子を確認し、自己判断で吐かせず、動物病院へ相談してください。

最初から大量購入しなくてもよいもの

トイレ用品は毎日使うため、大容量の商品がお得に見えます。しかし、新しい家族が問題なく使えると分かるまでは、少量から試すほうが安心です。

最初から急いで買わなくてもよいものには、次のようなものがあります。

  • ペットシーツの大量まとめ買い
  • 香りが強い消臭用品
  • 高価な自動処理トイレ
  • 複数種類のトイレトレー
  • デザイン重視のトイレカバー
  • 交換用マットの大量購入
シバ丸(驚き)
シバ丸
「所長、安売りしているペットシーツを箱で買うのは待ったですね?」
所長(笑顔)
所長
「うむ! 使ってくれるか、吸収力が足りるかを確認してからでも遅くないぞ!」
トラミ(真顔)
トラミ
「シーツの種類を急に変えると戸惑う子もいます。切り替えるときは様子を見てくださいね」

購入前に確認したいチェックリスト

・犬が中で無理なく向きを変えられるか
・成犬時の体格も考えたサイズか
・トレーへシーツを固定しやすいか
・段差が高すぎないか
・足を上げて排泄する子に対応できるか
・メッシュ部分や角を洗いやすいか
・留守番時間に合った吸収力があるか
・トレーとシーツのサイズが合っているか
・継続して購入できる価格か
・落ち着いて排泄できる場所へ設置できるか

トイレトレー・ペットシーツを比較してみる

犬の体格、トレーの内寸、留守番時間に合う吸収力を確認しながら比較しましょう。

まとめ|トイレ用品は「成功しやすく、清潔に続けられること」で選ぼう

犬用のトイレトレーとペットシーツは、室内を汚さないためだけの用品ではありません。

新しい家族が安心して排泄でき、飼い主さんが無理なく清潔に保てる環境を作るための大切な用品です。

まずは、犬の体格や排泄時の動きに合ったトレーを選び、交換頻度や留守番時間に合うペットシーツを試しましょう。

シバ丸(笑顔)
シバ丸
「トレーの大きさ・シーツの吸収力・置き場所の三つを確認ですね!」
所長(笑顔)
所長
「そうだ! トイレトレーニングは、新しい家族が成功しやすい環境づくりから始まるぞ!」
トラミ(笑顔)
トラミ
「失敗を叱るより、できたときに褒めて、安心して使える場所を一緒に作ってくださいね」

次は、猫の爪とぎ・キャットタワーの選び方について、ぶっちゃけていきます。