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猫を迎えると決めたら、まず考えたいのは「新しい家族が安心して過ごせる場所をどう作るか」です。

フード、食器、トイレ、猫砂、爪とぎ、キャリーケース、ベッド、おもちゃ……。ペット用品売り場や通販サイトを見ると、かわいいものも便利そうなものもたくさん並んでいます。

所長
所長
「猫用品は見た目がかわいいから、つい予定外のものまで買いたくなるな!」
シバ丸
シバ丸
「所長、買い物かごが猫用品でいっぱいになる前に、必要なものを整理しましょう」
トラミ
トラミ
「猫は環境の変化に敏感な子も多いです。まずは安心して暮らせる基本の環境を整えることが大切ですね」

この記事では、新しい家族として猫を迎える前に準備したいものを、「まず必要なもの」と「様子を見てそろえてよいもの」に分けて紹介します。

子猫・成猫、性格、体の大きさ、これまで過ごしていた環境によって、必要なものは変わります。お迎え先から使っているフードや猫砂などを指定された場合は、まずそちらを優先してください。

用品を買う前に、家族で決めておきたいこと

用品を選ぶ前に、まずは猫とどのように暮らすかを家族で考えておきましょう。

  • 猫が主に過ごす場所はどこか
  • 立ち入りを控えてほしい部屋はあるか
  • トイレを置く場所を確保できるか
  • 留守番をする時間はどのくらいか
  • 窓・玄関・ベランダなどの脱走対策ができているか
  • 爪とぎや上下運動ができる場所を作れるか
  • 日々のお世話や通院を誰が担当するか
  • かかりつけにしたい動物病院はどこか

猫は犬のように散歩が必要な動物ではありませんが、何も準備しなくてもよいわけではありません。室内で安全に過ごせること、落ち着ける場所があること、行動したい気持ちを満たせることが大切です。

所長
所長
「俺と一緒で自由気ままにどこへでも行くぞ!」
トラミ
トラミ
「所長はちゃんと事務所で仕事してください……」

室内を「猫が安心して探検できる場所」に整えよう

新しい家に来た猫にとって、室内は知らないものだらけです。好奇心旺盛な子なら、家具のすき間、棚の上、電気コード、袋の中まで、気になるものをどんどん確認します。特に子猫は、遊んでいるうちに小さな物を口に入れたり、思わぬ場所に入り込んだりすることがあります。

お迎え前には、用品を置くだけでなく、室内の危険も確認しておきましょう。

  • 電気コードや充電ケーブルをかじりにくい状態にする
  • 糸、輪ゴム、ひも、小さなおもちゃなどを片付ける
  • 薬、洗剤、食品を届かない場所へ置く
  • ゴミ箱をあさりにくい形にする
  • 観葉植物に猫にとって危険なものがないか確認する
  • 窓・玄関・ベランダから飛び出さないよう対策する
  • 洗濯機、乾燥機、クローゼットなどを使う前に猫が入っていないか確認する
  • 落ち着いて休める、静かな場所を作る

猫の室内飼育は、安全確保や迷子防止の面からも大切です。外には交通事故、感染症、けんか、迷子などの危険があります。室内でも、上下運動できる場所やリラックスできる場所を整えることで、猫が過ごしやすい環境を作れます。

シバ丸
シバ丸
「窓や玄関は、普段は大丈夫でも来客や大きな音で飛び出してしまうことがあります」
所長
所長
「ぶっちゃけ安心安全にやりすぎはない!しっかり対策しよう!」

まず用意したいもの

フード・食器・水入れ

まず必要なのは、毎日の食事と水に関わるものです。

  • お迎え先で食べていたフード
  • フードを量るための計量カップやスケール
  • フード用の食器
  • 水用の器
  • フードを保管する容器
  • 必要に応じてウェットフード用のスプーンやふた

お迎え直後に急にフードを変えると、食べなくなったり、お腹の調子を崩したりすることがあります。まずは食べ慣れたフードと量を確認しておくと安心です。

水入れは、飲みやすさだけでなく、洗いやすさや倒れにくさも確認しましょう。水を飲む量や飲み方には個体差があります。給水器は便利な場合もありますが、最初から必須ではありません。器と給水器、どちらを好むかは様子を見て決めてもよいでしょう。

水分をあまり取らない猫には、水分補給の一つとしてウェットフードを活用するのも、ぶっちゃけありです。ただし、今の食事内容や健康状態によっては注意が必要なので、心配な場合は獣医師に相談してください。

トラミ
トラミ
「フードや水を急に変えるより、まずは新しい生活に慣れてもらうことを優先しましょう」

猫トイレ・猫砂・掃除用品

猫を迎えるなら、トイレ環境は最初から整えておきたい大切なポイントです。

  • 猫用トイレ本体
  • 猫砂
  • スコップ
  • 交換用のゴミ袋
  • トイレ周りを掃除するシート
  • 必要に応じてトイレマットや消臭用品

猫はトイレの環境にこだわる子も多いため、最初はお迎え先で使っていた猫砂の種類を確認しておくと安心です。砂の粒の大きさや香り、トイレの形が急に変わると、戸惑うこともあります。

トイレは、落ち着いて排泄できて、猫が行きやすく、飼い主さんが掃除しやすい場所に置きましょう。食事場所や寝床のすぐ隣は避けるのが基本です。

複数の猫と暮らす場合、トイレの数は「猫の頭数+1」が目安とされています。複数置くときは、同じ場所に並べるより、できるだけ離れた場所に置くほうが安心です。

所長
所長
「トイレは一つあれば十分……とは限らないんだな!」
シバ丸
シバ丸
「猫によっては、使用済みのトイレを嫌がったり、落ち着かない場所を避けたりしますからね」

猫砂には多くの種類があるため、選び方は別の記事で詳しく紹介します。

安心して休める居場所

猫にも、誰にも邪魔されずに休める自分の居場所が必要です。

  • ベッドやマット
  • タオルや毛布
  • 隠れられるハウスやボックス
  • 必要に応じてケージやサークル
  • 立ち入りを区切るためのゲート

お迎え直後は、いきなり家じゅうを自由にさせるより、まずは静かな一部屋やケージの中など、落ち着ける範囲から慣れてもらう方法もあります。

ケージは猫をずっと閉じ込めるためのものではありません。来客時、掃除中、通院前後、災害時など、安全に過ごしてもらいたい場面で役立ちます。

ケージを用意するなら、猫が立ち上がったり、段差を使ったりできる高さも確認しましょう。ただし、必要な大きさは猫の年齢・体格・暮らし方によって変わります。

爪とぎ・上下運動できる場所

猫には、爪とぎをしたい気持ちや、高い場所に上がりたい気持ちがあります。

  • 爪とぎ
  • キャットタワー
  • キャットステップ
  • 家具の上など、安全に上がれる場所
  • 休める高い場所

爪とぎは、家具を守るためだけの用品ではありません。猫が自然な行動をするために必要な場所でもあります。

爪とぎにも、段ボール、麻、木、布などさまざまな素材があります。好みは猫によって違うため、最初は一種類から試し、使い方を見ながら増やしていくとよいでしょう。

また、高い場所に上がることは、猫にとって周囲を確認したり、安心して休んだりすることにつながります。キャットタワーやステップを選ぶときは、見た目だけでなく、ぐらつきにくさや設置場所も大切です。

所長
所長
「本能的に高い所から安全を確認して安心するっていう説もあるぞ」
トラミ
トラミ
「高い場所を好む子は多いですが、キャットタワーは高さだけでなく、倒れにくさや上り下りのしやすさも確認してください」

キャリーケース

動物病院へ行くとき、災害時、引っ越し時などに備えて、キャリーケースも早めに準備しておきましょう。

  • 猫の体格に合ったキャリーケース
  • 中に敷くタオルやマット
  • 必要に応じて予備のタオル
  • 迷子札や連絡先の表示

キャリーケースは、通院のときだけ急に出すと、猫にとって「嫌な場所」になりやすいことがあります。普段から室内に置き、好きなタオルを入れたり、おやつを使ったりしながら、少しずつ慣れてもらうと安心です。

また、災害や脱走に備えて、所有者が分かる迷子札やマイクロチップについても、お迎え先や動物病院で確認しておきましょう。

お手入れ・掃除用品

猫との生活では、毛や汚れの掃除、お手入れ用品も必要になります。

  • ブラシ
  • タオル
  • 爪切り
  • 抜け毛を掃除する用品
  • 消臭・除菌用品
  • 必要に応じて粘着クリーナー

毛の長さや毛質によって、必要なお手入れは変わります。最初から高価な道具を一式そろえるより、猫の様子やお迎え先のアドバイスを聞きながら増やしていくほうが失敗しにくいでしょう。

最初から急いで買わなくてもよいもの

便利な猫用品はたくさんありますが、最初から全部が必要とは限りません。

たとえば、次のようなものは、新しい家族が落ち着いてからでも選べます。

  • おもちゃの大量購入
  • 服やアクセサリー
  • 高価な自動給餌器
  • 大型のキャットタワー
  • 種類の多いおやつ
  • デザイン重視の収納用品
  • 多機能な給水器

おもちゃは、猫によって好きな動きや素材が違います。まずは少数から始め、壊れやすくないか、小さな部品を飲み込む心配がないかを確認しながら選びましょう。

特にひも状のおもちゃは、遊び終わったら片付けるなど、誤飲につながらないよう注意が必要です。

所長
所長
「猫じゃらしを10本まとめ買いするのは待っただ!」
シバ丸
シバ丸
「所長、犬編でも似たようなことを言っていましたね」
トラミ
トラミ
「学習したように見えて、買い物かごにはすでに8本入ってますよ」

お迎え先に確認しておくと安心なこと

用品をそろえる前に、お迎え先へ確認しておくと、猫も飼い主さんも新生活を始めやすくなります。

  • 現在食べているフードと量
  • 使っている猫砂やトイレの形
  • 排泄の回数やトイレの使い方
  • 好きなおもちゃや苦手なこと
  • 落ち着く場所や習慣
  • これまでの健康状態や受診歴
  • ワクチン、不妊・去勢手術、今後の健康管理について
  • マイクロチップの有無や登録情報

病気、治療、薬、食事制限などに関わる内容は、自己判断せず、お迎え先や獣医師に確認してください。

新しい家族を迎える猫用品を比較してみる

猫の年齢や暮らし方に合わせて、まず必要な用品から価格・サイズ・使いやすさを比べましょう。

まとめ|「かわいい用品」より「安心できる環境」を

猫を迎える前に必要なのは、かわいい用品をたくさん買うことではありません。

まずは、食事・水・トイレ・休める場所・爪とぎ・上下運動できる場所・キャリーケース・脱走対策を優先し、新しい家族の様子を見ながら少しずつ整えていきましょう。

所長
所長
「猫との暮らしは、準備の段階から研究が始まっているぞ!」
シバ丸
シバ丸
「必要なものを整理して、猫が安心できる環境を作りましょう」
トラミ
トラミ
「飼い主さんにとって便利かどうかだけでなく、猫にとって落ち着けるかも大切にしてくださいね」

次は、猫のトイレと猫砂の選び方について、もう少し詳しくぶっちゃけていきます。